恵仁会の毎日ブログ♪

鹿屋長寿園の玄関に

「あなたの声を聞かせてください」と

書かれた木箱があります。

介護保険サービスを提供する事業所が設置しなければならない

利用者様からの「ご意見箱」です。

毎朝、箱の中に紙が入ってないか確認するのが私の日課で、

少しドキドキしながら、箱を覗き込みます。

今日、久しぶりに箱の中にメモ紙が入っていました。

しかも二枚も・・・

ドキドキしながら、紙を取出し読んでみると、

「いつも良くしてくださってありがとうございます」という

ご家族からの感謝の手紙でした。

そこには2名の職員の名前がしっかりと書かれていました。

読んだ私のほうが嬉しくなり、

すぐにユニットへ行きました。

ちょうど、そこにその職員が1名出勤していたので、

「意見箱に手紙が入ってたよ・・・」と言って手渡すと

意見箱＝苦情と思い込んだようで一瞬暗い表情に。

読んだ後は、とびっきりの笑顔です。

もう一人の職員も午後出勤してきたので、

同じように手渡すと

「苦情と思いました・・・（笑）」

同じ職場のスタッフが、利用者様や、ご家族に褒められるのは

自分のことのように本当にうれしいものです。

おかげで、今日は私も朝からいい気分で仕事ができました。

利用者様やご家族に喜んでいただけるように、

みんなで頑張っていきましょう！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　事務局　高津

鹿屋長寿園では、いくつかのクラブ活動が行われています。

そのうちの一つに月に一度行われている『競馬クラブ』があります。

そして今日は、競馬クラブの開催日です！

いくつになってもギャンブルは心踊らせるものです。

ただ、ギャンブルといってもお金を賭けるのではなくて、

長寿園内で使うことができる施設内通貨『園（えん）』を賭けるものです。

ほんの少し数園賭ける方、たっぷり数千園賭ける方と様々。

いくつになっても大胆な方は大胆、慎重な方は慎重です。

一回に行うレースは3レース。

テレビで放送された中継を録画しておき、

それをプロジェクターとスピーカーを使用し、臨場感たっぷりに見ていただく。

大スクリーンで見ると結構迫力もあります。

参加される方はリピーターの方が10数名。

施設内を歩くと「今月、競馬はいつあるのけ？」と声をかけてくださる方もいらっしゃいます。

楽しみにしてくださっている方がいる限り、競馬クラブを続けていきたいと思っています。

※20代の頃、競馬が好きで結構テレビを見てました。

　まさか、そのころの趣味が今役に立つとは・・・。

　何がどうつながるか？

　人生とはわからないものです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　事務局　高津

こんばんは少し台風の影響か風と雨が強くなってきました。

今日は、風呂場を覗いたらぴっかぴか

建って６年目来てくださる皆さんに、綺麗だねぇって言ってもらえる事に快感を感じれるようになりました。もうちょいと前までは新しいから。。。と思ってましたが。

先週覗いたら、天井の隅と、洗い場の台の下にうっすらカビが見えてた様な。。。。

いや幻じゃなくて本当にあった。来週くらい、はまってするようにしようかな。

と思ってたらぴかぴかでした

毎日使う風呂場　毎日、一対一の会話があふれる場所なので綺麗にしておきたい場所ですね。

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ということで優花里の風呂場を

風呂場も磨いて介護も磨いていきます。

P優花里　中園正志

PS　雨が強くなってきました。熊本、大分、福岡をはじめこの度の豪雨で被災された皆様に心よりお悔み申し上げます。

みなさん、こんにちは！14日（土）は、鹿屋市田崎小学校の5年生とその父兄の方々、

約150名を対象に「認知症サポーター養成講座」を開催しました。

体育館は暑かったですが、子供達の熱意も熱く、学びの多い時間になったのではと思います。

サポーターと聞いて思い浮かぶものは？との問いに、子供達からは

「サッカーのサポーター」　「応援する人」と素直な意見が聞かれます。

話を進めていくと、自分もついさっきのことを思い出せなかったり、記憶力が低下すると、

「友達の誕生日を忘れてしまう」　「お父さんやお母さんのことを思い出せなくて悲しい」等と、

子供ならではの意見が聞かれました。

そんな時はどうしてほしい？との問いには、

「優しくしてほしい」　「そばにいてほしい」といった意見が聞かれました。

子供を対象にしたサポーター講座でいつも思うことは、その純心さと、思いをそのまま言葉に

できる素直さです。大人になればなかなかそうもいきませんが、この時だけは子供の持つ

才能に嬉しくなる瞬間です。

最後には、認知症の人だけでなく、友達や兄弟、親や自分のおじいちゃん、おばあちゃんも

同じように接することが大切なんだねということでこの講座を終えました。

この子たちの中から、将来の介護を担う存在が出て来てくれたら心強いです。

田崎小学校の先生方、父兄の皆様、貴重な時間をいただきありがとうございました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　林田

昨日に引き続き湿気混じりの晴天に加え、うだるような暑さにぐったりしているのは

私だけでしょうか？

ふと幼い頃を思い出した時に、はたしてこんなにも暑かっただろうか？

確かに暑くはありましたがクーラーに頼らなくても、楽しみながら涼む工夫をしていたように思いま

す

学校帰りには友達と日蔭から日蔭を駆ける競争をして暑さをまぎらわせたり、休みの日には山や

川へ出かけ様々な自然の発見をしながら、熱中症にかかることなく健康的に過ごしていました

それに比べて今の不健康なこと・・・

どうにもならない自然の暑さを嘆くより、この暑さを楽しみながら健康的に何かができるように

この夏頑張るつもりの居宅鹿屋長寿園　より

以前ブログでも紹介された、ニガウリの苗の植え替え。

Kさんが「漬物を作りたい」と言われたことから始まりました。

「あれから見に行ってないからどうなってるかなぁって思っとったとよー」とKさん。

せっかくきれいに晴れたし、見に行ってみましょうか。

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おぉ。こんなに大きくなってる。

真ん中あたりまで来てるよ。

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でも実がついとらんねぇ。

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これなんか実じゃないけ?

…そこにはまだなってないみたいです～。

１週間ばっかすれば実がつくかもねぇ。

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Kさん・私ともども楽しみです。

もともと料理上手なKさん。優花里でもたまに一緒に料理をします。

身体の大きな動きや細かい動きや力加減、作業の行程や材料・調味料の分量などを判断する力、どのように作っていたか思い出して実行すること等に働きかけます。

料理を楽しむ。出来上がって満足感を得る。他者に食べてもらって喜びを感じる。

そして何より、Kさんの気持ちを少しずつでも満たすことができれば。。

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帰りに海が見たい。

今日は海が青々してるねぇ。

ありがとう。おかげさまで気分が晴れた。

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こんなKさんを見て、私の方が元気をもらっちゃいました。ありがとうございました。

P優花里 　機能訓練指導員 河内沙織

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先日いただいたてんぐさ。

この海藻からところてんが作れます。

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見るのも触るのも初めてです。作り方に書いてあった通り、洗って水につけてみました。

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百うん歳のYさんも「てんぐさっていうの？知らないなぁ」と興味深々。

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次は湯がくのだけど、鍋が大きくてなかなかゆだらない。。そうこうしているうちにどんどん利用者さんが集まってきました。

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「何がでくっとかい？」

「何つくっちょっと？」
珍しいことをしているから、みなさんドキドキわくわくされています。

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湯がいているところてんを眺めながら想いに耽っているSさんの姿も。

昔、てんぐさからところてんを作っていたそうです。

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ついにゆだりました。

ゆで汁からてんぐさを絞って型に入れ、冷やし固めます。

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賽の目に切って黒蜜ときなこをかけて、３時のお茶に、はいどうぞ。

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「おいしいのができたねぇ」

「これはよぉ、きなことは合わないね。酢醤油だったらおいしそうだ」

意見はさまざまですが、笑顔は絶えません。

普段は口から食事を摂ることが難しい方々も、しっかりと噛んで食べられました。

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晩御飯は酢醤油をかけて、ところてんとしてお召し上がりくださいね。

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外はバケツをひっくり返したような雨ですが、皆さんの気分はわくわく。

これもひとつの作業療法…かな？

P優花里　機能訓練指導員 河内沙織

７月６日７日１泊２日で職員旅行に行ってきました。

京都・宝塚の旅行です。

天気予報では、大雨が・・・。

しかし、心配された雨も情緒ある雨で歩く時には、ほとんど影響はなく観光ができました。

京都では、京料理、生湯葉などを食べて、夜の祇園に行き、日本の文化に触れました。

琴の音に雅楽・狂言・京舞・文楽人形など観覧しました。

なかなか生で見る機会はなく初めての経験でした。

人形１体に３人がかりで操り、人形に表情が、生まれ迫力ある演技でした。

翌日は、宝塚です。

「ロミオとジュリエット」の舞台です。

全体をよく見える席で、舞台がくるくるとよく変わりストーリが展開しました。

夢のような時間が過ぎました。

テレビでは気づかない。キャストの動き。

まるで、本を読むときの背景の部分にあたり、舞台の深みを感じられました。

脇役の方の歌や演技力の素晴らしいさ、女性が男性を演じていると感じさせない身の動き！

初！初！の感動旅行でした。

人に感動を与えるため努力を惜しまずに稽古されて華やか舞台があるのだと。

日本古来の伝統芸も日々の稽古であり、宝塚もそうである。

私たちも毎日が大切なんだなと思った職員旅行でした。

日も落ちて、外の気温も下がり始め、心地よい風が吹いてきた頃、せっせと車椅子を回して玄関へ向かう方。そして廊下の隅から様子を覗いている優花里で最若手のケアワーカー玄関横のデッキの入り口で鍵を開けて外に出ようとしているのか。だけど、鍵が開かなくてそのワーカーは声をかけました鍵が開かないですか？どうしました？

ほういきなり、連れ帰そうとしなかった歌謡コンサートのあるこの日、何名かリビングでテレビを楽しまれていましたが、ほかの入居者さんの事も考慮しながら、言われるままにウッドデッキの外の風を感じに出ていきました。そこから、リビングまで外の風を感じて、その方も歌謡コンサートを楽しまれました。

いきなり、夜だから。とか部屋に帰りましょうか？とかテレビでもみませんか？と何がしたいのか。夜勤の時間帯であっても言わなかったスタッフを見て微笑ましく思えました。当たり前のようですが、施設スタッフの発想や育成って、私はこんな些細な事でも嬉しく思えるのが現状ではないでしょうか。何となくやっているようですが、その方のその瞬間を大切に思い、他の方の現状を頭にインプットできてないとなかなかできないと思います。状況判断ができたうえで何がしたいのか、どうしたいのか。その方の動きをみないとわからないですね。そして、わかったことからケアに反映させていく。パーソンセンタードケアの理念をもとに展開していくうえで大切な事ですね。

こんな真面目に考えながら、振り返るといつもの仲良し二人組がまあちゃ～ん何してんのぉ。さっきからパチパチ写真を光らせてはよ来んね。テレビをみるよぉ。と私の行動も観察されてました

Ｐ優花里　中園正志

午前中、金ちゃん（ホオジロ）に、餌の虫をあげてるとこ発見右手で、そぉっと、そしてしっかりつかんで金ちゃんにあげてました。ほのぼのした中に、小さくて動く虫を掴むことや、その加減、金ちゃんが食べやすい場所で、持っていてあげれること。う～ん。新しい発見。と頭の中で次の何かを探し回ってしまいました職業病ですかね？金ちゃんいい癒しになってますねぇあらっ。久しぶりに大阪から美容師さんが久しぶりだったので遠慮してたのか、よかよか。って言ってたのにぃすぐ気が変わって毛染めまでしてご満悦。ありがたいですね。パーマもカットも毛染めまで趣味だから、ボランティアじゃないとしないよって好みに合わせてくださるので。そうそう、カットならヘルパーステーションの東さんも来てくれて皆さん喜んでます。

で、なんじゃこりゃ？湯呑みアイスちょいと色気がないですが、かかっているソースは、今朝袋い
っぱい。近くの簡易郵便局のおじちゃんが「そい。持っていかんかぁ」ってくださったスモモで作ったジャムです。ジャムも良かったけど、そのままかじってる方も多いでした。いつもはミキサーの方も。。。大自然の中で育ったスタッフも。

お昼からは、ご近所さんの光華保育園の子供たちがワイワイ遊びに来てくれました。歌ったり、踊ったり、ボールで一緒に遊んだり。利用者さんも、はしゃいで喜んで、ちびっ子との時間を楽しんでました。無条件に可愛いですねえ。俺も昔はこうだった。最後に握手して帰ってく時に後ろから、ついていってたら、ちゃんと坊主頭を撫でてくれました。テレビのアイドルにならなくても今アイドルだからいいかけど子供には勝てません。
う～ん、小鳥や、ボランティアさん、地元のおじちゃん、ちびっ子たち皆とつながってるありがたいなあと実感しっぱなしのありがたい一日でした。

写真と文字の配置がつかめないＰ優花里　中園正志でした。