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2012年7月

2012年7月31日 (火)

おかえり~

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会議に、地域密着型の集団指導catface

なんとなく、疲れて夕方戻った時の一言が

「おかえり~。ほら。とれたよup施設長さん

早く食べれるようにするからねup

う~ん。孫でもなく。息子でもなく。彼氏でもなく。施設長さん。

前は、こんな息子がおれば良かったのに。て言ってた方が。。。

嬉しいような複雑な。これが、これからの高齢期の姿なんでしょうね。

家族の介護ではなく、施設での最期。

けどcoldsweats01そんな施設長さんてよばれたら、こそばい。

業者の方から言われるのとはわけが違う。

まさしぃ。でいいんだけど。

て思いながら、帰りを待っていてくれた事に

元気百倍upあんぱんマンupて感じでした。

嬉しいですよね。直接ケアを行うことは、ゼロではなくて少なくなったにしても、そう言ってくださることが。

スタッフにとっての管理者の威厳は、こんな事で保たれているのかな。

やかましい事をいっても、それをロジカルに表現できる。

なんとなく、こうなったんじゃなくて理由を言葉で伝えられる。

私もつい感情でものを言っていたけど、それは自分に自信のない頃だったと反省してます。

多くのジレンマに悩まされる次世代の若人達よ。

言葉で、活字で、言語化されたものでその思いを伝えていこう。

P優花里 頭 中園正志

2012年7月28日 (土)

デイサービス★フリーマーケット

今月、7月23日(月)~28日(土)の一週間デイサービス初のフリーマーケットを開催しておりますpresent

本日も午後2時よりOPEN致しますcatface

最終日ですのでどうぞ時間がある方はいらして下さーーいshoe

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お店の会計を手伝って下さる方、「安いよ、安いよ~」と呼び込みをして下さる方、皆さん笑顔が見られとても盛り上がりましたnote

今後はフリーマーケットのスペースを広くし好きな時にいつでも見れるような環境作りをしていきたいですrock

新たな日のはじまり

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朝の優しい出迎えを受けて

     ホッとする瞬間があります。

頭の中で、心の中で多くの事を

良いことも煩わしいこともめぐらせ迎える毎日ですが、玄関で迎えてくれる朝顔

や、デッキから見える桜島の勇壮な姿に、癒されたり鼓舞されたりします。

自分では気づかないうちに好きな時間や瞬間が出来ていて、その事で自分の気持ちを

支えている気がします。

先日、投稿されていた人から学び人から育てられる。

その、自分を更に成長させるのは己の気持ちの持ち様なのかな。

昨日までは過去の事で、新たな時間は止まらずはじまってくれます。

良いことも悪いことも過去の事。その事からの学びを新たな一歩のために

目先に捉われずに、冷静に振り返りたいものです。

オリンピックも始まりました。皆さんこれまでの苦しい試練をのりこえてきて

臨んできた、喜びの表情と、これから繰り広げられる闘いへの闘志が

伝わってきます。

舞台は違っても、そうありたいと自分に言い聞かせる朝を迎えられたこと

に感謝しています。

                                  P優花里 中園正志

2012年7月25日 (水)

人は人から学ぶ・・・・・・・・

   毎日暑い日が続く様になりました・・・・  いよいよ夏本番ですねsuntyphoon

子供たちは夏休みに入り、それはそれで親としては煩わしかったり・・・・shock

そんな中受験生の子供と、進学について話しをする場面があり、その時にある大学紹介の冊子に書いてあった

コメントにとても共感したので紹介したいと思います。loveletterhappy01

「人は人から学ぶ」

 たとえ1人で机に向かっていたとしても、本を開けば、そこには作者がいます。

街にでれば、生活を営むたくさんの人を目にします。

もちろん、学校に行けば先生がいて、ともに学ぶ友達がいる。

学びとは出逢いです。

人と人がふれあい、互いに自分の考えを伝えあい、そして、ともに行動する。

そこから、自分でも想像していなかった、新たな自分がみつかります。

自分らしさは、あらかじめ心の中にあるのではなく、人との関わりの中で、日々創られていくものでは

ないでしょうか。

「10年後、君が挑戦している夢は何だろう・・・・」

子供には夢をもて、希望をもて、努力をしろと、諭している自分は、親として・・・人として・・・・

どうなのだろうか・・・     考えさせられます。

そして 10年後の自分を見据えて、子供の成長と共に、もっと具体的に動いて見ようrun

頑張らねば・・・・と 感じずにはいられない今日この頃の自分です。

職員の皆様、夏バテしないように、スタミナのあるものを食べて、美味しいビールでも飲んで

まだまだ続く暑いhappy02sun夏を乗り切りましょうね。scissors

追伸  優花里のブログを、興味深くそして、微笑ましく読ませていただいています。

     共感したり、考えさせられたり、これもブログを通じた「人との関わり」であり「人からの

     学び」ですね。happy01

そうめん流しの準備始めました~瑠璃ちゃん家✩


九州南部地方もようやく梅雨明けsun

毎日うだるような暑さが続いていますが、

青い空・白い雲・蝉の鳴き声・ほとばしる汗・高校野球に甲子園・・・

汗びっちょりになりますが、僕はこの季節が大好きですscissors

ということで、『そうめん』が恋しい季節がやってきましたbleah

デイサービスセンター鹿屋長寿園に続いて、

ミニデイサービス瑠璃ちゃん家も来週から『大そうめん流し大会』を予定しています。

大会を盛り上げようと、今その準備に余念がありませんdash

ご利用者様方と季節を感じながらのそうめん流し

とても楽しみですsmile

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ミニデイサービス瑠璃ちゃん家house

2012年7月23日 (月)

デイサービス☆そうめん流し

暑くなってきましたね。デイサービスでは「暑い夏を涼しく乗り切ろう!」ということで、今週はそうめん流しを行っていますup初めてそうめん流しをされる方もいらっしゃり、「こんなのがあるの?孫に教えんなら」「普通のそうめんより美味しい気がするhappy02」と楽しみながら、食事をされていますscissors他にも天ぷらや肉じゃがなどが入ったお弁当もあり、お腹一杯いただきましたwobbly

月に1回生け花の松下先生による生け花教室tulipを開催しています。月に一度の教室を楽しみにされており、他の週は先生はいませんが、自分たちでアレンジメントをしたりして、サークル活動を行っています。今月はひまわりで夏らしいsun作品ができましたheart

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延命

先日研修に行きました。

看取りについて医師からの視点での講話を聴いてきました。

人それぞれ。医師もそれぞれ。説明もそれぞれ。

医師の講話の中に点滴の判断の話がありました。

その医師は、「点滴も延命です。」と説明をするそうです。

点滴のメリット・デメリットを説明し、判断してもらうそうです。

看取り介護の説明場面で、自然な最期を希望される方がいます。

自然な最期と言っても大半は、点滴を希望されます。

しかし、高齢の方で、自宅で最期を看取らた経験がある方の中には、点滴も希望されない方もいます。

事前確認書をとる中で、「点滴はしません。」と答えられた方がいらっしゃいました。

それに対応した若い職員は、何もしないことに驚きを隠せない様子でした。

以前の私もそうでした。

しかし、多くの方を見送った経験の中で、点滴をしない選択肢も必要な選択肢であると思うようになりました。

点滴は、蘇生と同じと思います。始めた治療は、途中でやめられません。

やめられるのは、身体的に限界が来たとき。

その時は、どんな状態でしょうか。

点滴をして何度も何度も刺し直し皮膚の色が変わって痛々しい腕。

やっと入った針も支えきれず、血管から漏れて腫れてしまった腕。

中には呼吸が苦しく肩で息をしている方も。

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家族が選択するまで悩みます。

当たり前の事です。

その時私たちは、話を聞きそこに家族のつながり夫婦・親子等の死生観に行きつき最期までどのように生きて欲しいか。

最期まで苦しまずに過ごしてほしいのか。

どんな形でも家族と一緒にいたいと思っているのか。

                             本人が判断できない場合は、家族が結論を出すまでは、聞き役です。

心の整理をつけるための役割です。

最期までの時を大切にするために。 

側にいます。無力な私にはそれしかできないので。

                            

                            ケアマネのつぶやき

2012年7月22日 (日)

癒しのお花、4個の実。

Cimg6944元はハムスターのエサ用に売られていたひまわりの種。

みんな元気に育ち、一番目の花が咲きました。

土台は砂利なのに、強いですね。

私も、ひまわりには毎年元気をもらっています。

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お花が好きな入居者さんと見に行こうかと思いましたがあいにくの雨天。

写真だけ見ていただくと、「えぇ~ぇ、咲いたの~?」涙を流して喜ばれました。

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緑のアーチ。あれの正体はにがうりです。…って以前のブログを見てくださっている方は知っていますね。

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ひとつめ

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ふたつめ

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みっつめ(手前)とよっつめ(奥)

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ちゃんと実がなりました。

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ものすごく楽しみにされていたKさん。

感激して初めは言葉が出ませんでした。

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毎朝草むしりを日課としているSさんも、実をみてびっくりされていましたよ。
大きくなったにがうりは、入居されているお母さんたちの手で、炒めものや梅漬けへと変身していくことでしょう。

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自分たちの手で種を蒔いて、つぼみができて、花が咲いて、実がなって。。。

みんなが見守り、時には手入れをする。なぜか、気になってしまう。その結果、癒される。

自然の力ってすごいですね。

またそれから、花瓶に生ける、生けてある花を見る・見てもらう、料理をする、その料理を食べる・食べてもらう…と、いろいろ広げながら入居者さんの楽しみや喜びやリハビリに繋げていきたいですね。

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P優花里 機能訓練指導員 河内沙織

法人勉強会

 毎月第3木曜日には、法人の勉強会を開催しています。

 今月のテーマは『リスク管理』でした。介護現場におけるリスクの背景からリスク回避及び軽減のための対処法等を学びました。

 

 各職種で起こりうるアクシデントについてリスクの評価を行うグループワーク時に、業務に直接携わっている職員は被害を大きいと答えていました。業務上のリスクの本質を見抜けるのは、実際に業務に携わる職員だと思います。堅実な業務及び施設環境を維持していくには、職員一人一人が業務上のリスク管理行っていくことが大切なように思います。

しかし、身近な危険性ほど意識していないと見つけにくいものです。施設内の写真を見て危険な個所を探す場面では、意外と多くの危険個所がありました。私も必ず目に入っている場所でしたが、写真を見て初めて気づかされました。

鹿屋長寿園の専門職として、携わる業務を見つめなおしてリスク管理を行っていきたいと思いました。 

話は変わりますが、8月26日(日)に第2回事例発表大会がかのや大黒グランドホテルで開催されます。

恵仁会から、9つの事例が選抜されます。

事務局も事例発表にエントリーしており、現在、第1次予選を通過し、7月25日に最終の2次審査に臨みます。

事務局の取組や想いを込めた『渾身の事例』に仕上がったと思います。どの事例も同じように膨大な時間をかけて制作した事例ばかりですので、心して2次審査に臨みたいと思います。

申込をして頂ければどなたでも入場無料でご観覧できますので、恵仁会の事例発表大会に是非お越しください。

                                   長寿園 事務局 Ipc

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寿光園の再出発

養護老人ホーム寿光園は、

平成22年4月から恵仁会が鹿屋市に代わり運営を行いっています。

移管を受けた寿光園は、

六畳一間に2名の方が入居、

しかも建物は建築後35年が経過しており、老朽化もかなり進んでいました。

「その住環境を何とかしたい・・・」

法人内では様々な方法が検討されました。

建物をリフォームすればいいのでは?

居室を増やして個室化すればいいのでは?

全面的に建替えはできないのか?

現状では建替えは難しいのでは・・・

協議を重ねた結果、方針が決定されました。

「寿光園を建替える」

その養護老人ホーム寿光園の建替工事が終わり、

開所式が昨日行われました。

六畳一間に2名、平屋建てだった寿光園が、

全室個室、2階建ての養護老人ホーム寿光園にリニューアルしました。

開所式では、挨拶された池田病院院長の池田大輔先生、

寿光園の谷口施設長が涙する場面、

入居者代表で挨拶された方の

「この歳になって、新築の建物に住めるようになるなんて夢のようです。」という言葉、

今まで多くの開所式に参加しましたが、

その中でも、心温まる素晴らしい開所式でした。

関係者それぞれの、いろいろな想いが詰まった新しい寿光園。

これから、どういう施設になっていくのでしょうか・・・

谷口施設長、寿光園スタッフの皆様、

素晴らしい寿光園を創っていってください。

そして、寿光園の建替えにご尽力くださった全ての皆様方、

本当にありがとうございました。

                            事務局 高津

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