先日、鹿屋長寿園の会議室にて、医療・福祉関係の仕事を目指す方を
対象に、福祉人材セミナーを開催しました。
テーマは「福祉分野で求められる人材」
当日は、高校生・専門学校生・短大生を含め、14名の学生さんが
興味深々に話を聞いていました。
真面目な話もあり、楽しい話もあり、先輩職員の有難い話もあり・・・
そんなこんなで無事終了いたしました。
福祉分野での人材不足が全国的に取り上げられていますが、
今日、セミナーに参加してくださった学生さん達が、少しでも介護の仕事に
興味を持ち、この業界で活躍していただければと思います。
イチローの名言にこんな言葉があります。
「人は必ず障害に出会う 誰もが負けそうになる
そこで頑張れる人間になりたい
前向きな姿勢で夢を持って歩きたい」
では、頑張ってください!!
おはようございます。
先日、鹿屋長寿園に「トンちゃん一座」の方々が来園されました。
「クラウン」とは??って方もいらしゃると思いますので、少しだけ説明を・・・
〇入院生活を送る方々や、地域で孤独と向き合っている方々に、遊びとユーモアを届け
笑顔を育む道化師のことです。
ということで、鹿屋長寿園にも「笑いやユーモア」を届けにきてくれました。
多数の利用者様が、「トンちゃん一座」を一目見ようと会場に集まり、風船を使用した遊びや、バルーンアート等を行い、大変喜んでいらっしゃいました。
子供達や高齢者の方々と「クラウン」の力を学習した、『ひととき』でした。
最後に、「トンちゃん一座」の方々、利用者様も職員も一緒になって、
楽しむことができました。
遠方(滋賀県)よりきていただき、誠にありがとうございました。
今日は『グループホームあいら』におじやましてきました。
プランターで育てたきゆうりが大きく実っていて、それを楽しみに眺めていらっしやる利用者様‥・家庭的な雰囲気の中でとても幸せそうな
様子でした。
そこでお世話している介護職に『あいら』特製の梅みそだれを教えていただきました。
材料
梅:みそ:砂糖=1:1:1
作り方
各スプーン1杯の割合で混ぜ合わせる。
それだけの簡単レシピです。本日のメニューの野菜サラダにもかけてありました。
『きゆうりなどの野菜はもちろん、カツなどの揚げ物にもあいますよ。』と若い介護職からのアドバイス。
あっさりした昧でいくらでも野菜が食べられそうなとてもおいしい『あいら』特製の梅みそだれでした。
5月25日
上小原中学校の生徒さんが職場体験学習に来宅。
掃除の後、「らっきょう堀に出掛けますよ」に今まで休まれていた利用唐様がむっくり起き上がり「あたしも行くが・‥」と車椅子で畑まで出
かけました。
一輔車で木陰に運んだらっきょうをざっと下ごしらえ。
手さばきも見事。あっという間に沢山のらっきょうの下ごしらえが終わりました。
『毎年必ず漬けて漬物がわりに良<食べたものです。』と昔を懐かしんで話してくださったのは、82歳の素敵なかたでした。
材料
らっきょう 1Kg 唐辛子2~3本 酢350cc 氷砂糖250g 水150cc
作り方
①ラッキョウを流水で洗う。洗いながら、薄皮をはぐ。
②一つかみの塩をらっきょうにまぶし、一晩おく。芽が出てくるのを防ぐ効果もあります。
③さっと水洗いする。
④熱湯にくぐらせ、殺菌する。
⑤ざるに引き上げて冷ます。
⑥鍋に水150cc、氷砂糖250gを入れてひと煮たちさせる。
⑦冷めたら、酢350ccを加える。
⑧小口きりにした唐辛子を入れる。
⑨煮沸消毒したビンにらっきょうを入れ、⑥のらっきょうを酢を注ぎいれる。
⑩冷暗所において10日したら食べられる。
今日は月に1回の居酒屋です。
春先から8月にかけて旬の『きぴなご』『きびなご』のお剌身が食べたいとおっしやる利用者のために、新鮮なきぴなごを見つけてきました
『きびなご』とは、いわし科の7cmほどの小さな魚です。刺身、天ぷら、煮つけなど様々な調理法で味わうことが出来ます。鹿児島特産の焼酎との相性は抜群で、この季節冷たいビールのおつまみにも最適です。
きびなごの刺身レシピ
材料 きびなご からし酢みそ(みそ、辛子、酢、砂糖)
作り方
①指で頭を取り、ハラワタを出し、冷水であらう。
②中骨に沿って、左右に開いていく。
③中骨をやさしくはぎ取り、背びれも取る。
④尾びれは包丁で切る。
⑤半分に折りながら盛り付ける。
⑥みそ、からし、酢、砂糖を合わせて酢みそを作る。
がね・・・とは
具が横に並んでいて、かにのように見えるかき揚げのことですが鹿児島弁で『かに』のことを『がね』と言うことから『がね』といい、昔は集まりがあればよく登場していた郷土料理です。
今日は隣接する池田病院の託児所の子供たちも―緒に参加して甘く美味しい『がね』が出来ました。
『若い頃、子供達のおやつによく作っていてね~よろこんで食べていたよね。』子供たちを見つめながら話が弾んでいました。
がね レシピ(10人分)
材料
たまねぎ2個 人参3本 さつま芋5本 にら1本 卵5個
小麦粉1Kg 黒砂糖250g 塩30g 水700cc
作り方
①材料を千切りにし混ぜ合わせる。さつま芋は色が変わらないようにさらしておく。
②小麦粉・黒砂糖・塩・卵・水を混ぜ合わせる。
③野菜と衣を混ぜ合わせ、しやもじに乗せて平らにし、低めの油に落としてじっくり揚げる。
私たちと一緒に昔の料理をたのしみませんか?
只今、ボランティア募集中です (栄養部門)
ホトトギスが初夏の訪れを告げるころ、鹿屋長寿園のデイサービスの庭には、蛍の乱舞が毎年見ることが出来ます。
隣接の池田病院の池田徹理事長が、入院患者・入所者の方々を元気付け、地域の子供たちに蛍を見せてあげたいという気持ちで、蛍の会に依頼し、蛍を育ててもらっています。
今年も5月の始めから蛍の舞が見られました。地域の方に公開しています。
長寿園の入所者1人でも多くの方に蛍を見せてあげたい!という気持ちで、蛍の会の会長に相談したところ「本当なら自然の中で見ていただくものだが、池田先生の意向もあるので、繁殖が終わった頃の蛍をお見せしましょう」と蛍の鑑賞会の終盤に毎年、蛍を長寿園に運れてきてくれます。会議室の中に放したり、中庭にネットを張って放したりしました。
現在は、ネットに入れた蛍を共有スペースやベッドサイドで見ていただきます。
5月18日蛍が来ました!本日は、2階の方々に面会にいきます
「懐かしい。」「1年振りだ。蛍さんありがとう。」と言葉をかけてくれる方や蛍の歌を歌ってくださる方、自分の近くに来るのを待ちきれずに歩行器で近づいてきてくれる方、移動してもまた見に来られる方。ベッドサイドでは、時間をかけてやっと蛍と分かって手を伸ばされる方『待っていたのよ』と言われ、蛍のかすかな光に見入る方など様々な方がいらっしやいました。
蛍を見終わると「また、来年も蛍を見るように元気でいようね!」と言葉が漏れました。
小さな光がくれた大きな生きる力を感じた夜でした。
さて、今晩は1階の方に会いに出かけるまでは、木陰で休憩をして今夜の訪問に備えています。
1時間おきに湧き水をかけて上げることを忘れずに蛍の光を入所者の手の届く場所までお連れしましょう。