2012年7月 4日 (水)

長寿園エコシステム!!!

沖縄、奄美の梅雨も明け、

いよいよ九州南部も梅雨明け間近となってきました。

長寿園では、夏本番を迎える前に、

今年は何か節電対策に取り組もうと対策を検討しました。

「2階建ての家って、真夏に2階の温度がすごいよね。」

「長寿園も1階と2階では温度が違うし、特に屋根がコンクリートだから、温度が上がると屋根自体がなかなか冷えないし、エアコン使っても夜まで効きが悪そう。」

「打水で屋根を冷やせばどうだろう?」

「!!!!!!!」

「芝生用のスプリンクラーで屋根自体を冷やせばいいんじゃない。」

そして、長寿園エコシステムが施設管理の協力により完成、

一部屋上で使用しました。

結果を職員に聞くと、

「打水しているところとしていないところでは体感温度が違う。」

「涼しい気がする。」

これを聞いて我々は、

「だったら、屋上全体を冷やせばいい!」

きっと、いや必ず効果が出ると信じて、

現在、長寿園屋上全体に散水できるようにスプリンクラーを設置中です。

今回の教訓

「思いついたら、とりあえずやってみる!」

長寿園エコシステム(ただのスプリンクラーシステム)にご興味のある方は、ご連絡ください。

ちなみに散水に使う水は、地下水です。

我ながら思います。

地下水を使い、電気もいらない地球にやさしいエコシステムだと・・・(自画自賛)。

                          事務局 高津

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2012年7月 2日 (月)

根拠はなんなのか。

 目に溢れてくるこれは何なのか。悲しみなのか。感謝なのか。自分で感情をコントロールしてるつもりでも、その溢れてくるものがコントロールできない。先日、優花里で人生の幕を引かれた方の葬儀でした。介護の仕事をしていて私は専門家。プロとして見られたいし、そうでないと利用者に失礼な事だとも思っている。 だけど、時としてこの涙の訳が自分自身でも理解できないように介護の場面で、どう説明していいのか。何故うまくいったのか。何故うまくいかなかったのか。その理由、根拠がうまく説明できないことがある。 だけど利用者さんと介護者はしっかり通じ合っていたりする。 介護が専門職として認められるためにどう説明していけばいいのか、数値化された裏付けがあれば、それを根拠に専門的に説明しやすい。だけど、表情やそんなのは数値化できない。できたとしても受け止めたほうの勝手な解釈に過ぎなかったりする。今の笑顔は10割、2割、今の怒りはレベル7なんてことにはならない。マッパーとして認知症ケアマッピングをするうえでは、そんなとこもある意味数値化して示しますが。。。。

介護現場の日常では排泄リズムやパターンを知るための数値化や食事量、水分量、運動の時間やそのレベル、認知症のスクリーニングテスト。扱い方を間違えなければ大切な数値として役割を果たし、専門性を示すものにもなる。数値化された根拠をのこしつつ、最大の根拠である利用者の笑顔や安心した表情。不安なときに手をぎゅっと握ってきてそれに返すこと。数値化の意味はそこにつながるためのものである事がぶれないようにしなければいけないんだよね。と雨上がりの心地よい風にあたりながら思ってました。

P優花里 中園正志

2012年7月 1日 (日)

地域の一員

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今日は、優花里、花海家の所属する、鶴羽3班の稲荷神社清掃。

 

毎回ハマって行ってもあっという間に終わってしまいます。

 

皆さん元気で冗談飛ばしながら楽しく作業されてます。

 

いつもの顔ぶれにムードメーカーの、丸坊主の先生(元教員)の姿がなくてさみしい気がしましたが、皆さんすごい団結力です。

coldsweats01いつもながら、はまった格好で見つけるのに一苦労の花海家の松元さん。見つけましたsmileなぜか神社じゃなくてゴミ集積所のネットの弛みをみてました。今日も完全に地元のおっちゃんでした。

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その40分後でした。

台風13号で強風大雨土砂災害の恐れとの緊急町内放送

町内総出の避難訓練でした。私は参加できませんでしたが看護責任者の田中が公民館へ向かい、血圧測定や健康チェックで参加しました。

皆さん、いつも笑顔で受け入れてくださって本当に感謝です。

この地域で私達にできることが増えていくように頑張ります。

P優花里 中園正志

 子育て?親育て?と言いつつ

 我が家の生活スタイルが変わり始めて4ヶ月に入ります。89歳で独居生活の義母が毎日のように呼び出しや体調不良 受診介助要請が来るようになり、我慢の出来なくなった私は荷物を取りまとめ、我が家houseへ本人の納得のないまま連れて来ました。                                 2~3日は不穏も強くどうなるのかなと思いつつ様子観察でしたが、今ではあれほど体調不良を訴えていた日々が嘘のように落ちついてきています。                                これも周りの方(ケアマネージャーさん サービス事業所の方)の支えと介護保険制度に感謝しています。       正直 連れて来た際は他の家族も施設と言いました。でももう少し様子を見たい一心で頑張って見ることにしました。毎日がハプニングです。sign02親から見たら何時までも子供gemini 子供から見たらうるさい 婆さんにしか思えないのかな?sign02と主人と義母の様子を見ながら笑ってしまいます。      周りのたくさんの方がこのように親を看て行かないといけない方がいることでしょう。     sign03高齢者は人生の先輩だからsign03と簡単に周りには話している自分を反省しつつ、できるだけ後悔しないようにまた気負わないように周りに支援をお願いしながら、もう少し同居生活を続けてみたいと思っています。  皆様の経験談やアドバイスを頂けたらと思います。                  

                                       居宅長寿園 K・S                  

2012年6月30日 (土)

一期一会。。。。そして合掌

たくさんの人と出逢い己が成長できるこの仕事。私たちの仕事の魅力のひとつです。

だけど、優花里で新たな出逢いがあるという事は、それだけの別れもあります。

スタッフにしても、入居者さんにしても業者の方にしても同じです。

今日は勝手に自分のなかで、ひと区切りでした。

平成19年4月1日に開設し、平成23年7月1日に法人がかわりましたが、昨日、さっきまでの過去も、今も、これからもずっと続いています

この間さまざまな嬉しい事や悲しい事、楽しかった事たくさんありましたが、それを、はじめから、ずっとみてきて、一緒に過ごしてきた方が本日旅立たれました。

やりたい介護と今できる介護。やりたい介護しかなくて、期待や不安や不安や不安。めちゃくちゃ不安でしたが、自信もありました。

そんな時にやりたい介護に共感していただき、5年前、開所した4月1日に入居していただいた方です。

食事がすすまない。 ねたきり。。。おむつ。。。

そんな情報が活字で記されたものを渡され、見ていました。

俺は何を信じて受け入れるのか。活字の情報か。それとも己の介護現場での生き様か。

入居された日から、おむつをはずし、寝たきりなんてとんでもない。散歩やにこやかな笑顔とこてこての鹿児島弁での会話。そして、器が箸で削れるんじゃないかと思うくらいの食欲。

この新たなステージで行いたい私のケアの実証もない自信が現実に展開され始めたときでしたし、後には引けない覚悟の日でもありました。

これまで、20名に近い看取りをこの場で、望まれた自宅でさせていただきました。

皆さん。この優花里を選んでいただき、旅立たれたこと。感謝しています。

そして、今の入居者の皆さん。これからも私たちは精進していきます。

最後になってしまいましたが、こんな看取りまでのケアができるのは、チームの成長でもあると思います。スタッフにはもちろん感謝し成長を願っていますし、協働していきたいです。

そして、ドクター。

今日の急変の時に、空港で出発便を待っていたのに、連絡いれたら、その予定の全てをキャンセルし向かってきてくださいました。

下でもない。上でもない。そんな位置づけでずっと今までチームの①として優花里のみんなと向き合って、このスタイルを維持している大きな要です。

お互いの職種をお互いに認め合い高め合い協働していく。

こんな、チームで仕事をできることが嬉しく思います。

皆さん、勝手に私の中で区切りが出来ましたが、新たなステージがはじまったような気がします。

頑張ります。ふつうに。

ご冥福をお祈りいたします。

P優花里 中園正志

『6月の食行事』

皆さま、こんにちはscissors

rainや曇りcloudの天気が多いですね。湿気も多くジメジメ・・・

でもそんな天気には負けないような、たくさんのおいしい、楽しい行事がありましたheart

   6日 季節の音楽とデザートバイキングcake

 本日のデザートは、カステラやようかん、スイカなどを盛り付けたワンプレートshineでした。利用者様は、「おいしそうー」「スイカやがね」「どれから食べたらよかやろかー」とデザートを目の前に迷われていましたeye
 
今月は、6月と言うことで「梅雨rain」をイメージしたピアノ演奏noteでした。演奏に合わせて歌ってくださる方や、手拍子をしてくださる方など皆さま、楽しまれているご様子・・・

生の演奏を楽しみながら、ゆっくりしたひと時を過ごすことができました。


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   11日 給食委員会企画(デザートバイキング)cherry

 普段、食に関する企画に参加することの少ないソフト食・経管栄養の方を対象にデザートバイキングを行いましたshineメニューは、豆腐のティラミスとゼリーでした。彩りも良く、とても豪華でした。「普段こんなに食欲はない方なのですが・・・」とスタッフもびっくりされていましたeye皆様、大変喜ばれているご様子でした。


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  21日 そば打ち(婦人会)heart04

どんぐりホールには、だしの良い香りが・・・

かっぽう着姿にもんぺ、三角巾と昔懐かしい姿でのそば打ち光景eye・・・

おにぎり、かき揚げ、漬物もあり、利用者様は「おいしーheart01」と大変喜ばれていまし

た。

「昔はよく打っていたよーshine」など昔話も弾み、楽しい、懐かしいひと時となりまし

た。


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   2531日 デイサービス誕生会birthday 

今月は、食中毒の多くなる時期である為、抵抗力をつけお腹を元気rockにしようと言うことで、旬の食材などを使用したお弁当形式で行われました。
お弁当箱には、混ぜご飯や稲荷寿司などの変わりご飯や野菜の天ぷら、そら豆、海藻サラダ、スイカ、ヨーグルトなどなど・・・
「おいしいねーnote」「こんなに食べきれないよーsweat01」など皆様、何だか楽しそうでした。


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食中毒も発生しやすい時期です。皆様、体調管理には十分気をつけてお過ごし下さい。

                                栄養部門


寿光園より  『笠野原小学校交流学習』

第2回 笠野原小学校交流学習を平成24年6月28日(木)に行いました。

                                                                               内容は・・・・

①車椅子の各部名称、操作の仕方、体験。

②視覚障害者のガイドヘルプ疑似体験。

                                                                          車椅子体験では、コースを作り1周してもらいました。

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                                                                        初体験・・・・予想以上に皆さん苦戦してましたねwobbly

                                                                      

                                                                       視覚障害者ガイドヘルプでも

コースを1周してもらう予定でしたが・・・

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                                                                      時間が足りず

マットだけ・・・段差だけ・・・

の体験だけしかできず、すみませんでしたcrying

                                                                        

                                                                       また、次回の郊外体験学習で実施したいと思ってますup

                                                                   

                                                                      笠野原小学校の皆さん

一生懸命してくださり、ありがとうございましたhappy01

                                                                          

                                                                      次回、交流学習は7月3日(火)

認知症サポーター養成講座を予定しております。

2012年6月29日 (金)

スイカ割り

先日、ありがたいことにスイカをいただきましたhappy01そこで思いつくのは何故かスイカ割り、懐かしい気もしますし、もったいない気もしますが何故かスイカを見るとスイカ割りが浮かびます。coldsweats01恋占いの石に目隠ししてたどり着けるか、とか巌流島の亡霊退治とか、色んな起源があるみたいですが、昔からあったんですかねぇearスイカ割りと聞いて張り切って来られたのは100歳に近いお二人

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準備運動をすませ、いざ出陣ですup
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早すぎcoldsweats01二人で割っちゃいました。皆は大きなスイカを目の前にしていたので早く食べたかったみたいですが。。。この後は、なじみの歌を2,3曲歌ってスイカをいただきました。

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こうして午後からは、楽しく過ごすきっかけを作ったり、楽しくさりげなくしながら、一つ一つの動きに根拠を見つけて体操したり、個別のケアの方法や情報を皆で過ごす時間から見つけたりできるので、この時間て大切にしていきたいものです。

20年選手のベテラン看護師も、作業療法士も介護職員も清掃したり洗濯をしてくれtり介護したりする職員も写真で見ると誰がどの職種かわからないこの雰囲気を保ち続けながら、各々の専門性を発揮し続けて磨き続けていきたいものです。

今年のスイカはとてもうまい。

P優花里 中園正志

*何度確認して編集してもやっぱり写真と文字の調整がうまくいかなくてごめんなさい。

2012年6月28日 (木)

いっ。いつの間に

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今日は、久々に気持ちよく日差しが差し込む陽気になってお客さんも多く、いつものように1時間に一回の玄関の掃除をしてましたがconfident11時前に見に行ったときに少し、掃除のしがいがないくらい綺麗でした。

そしてnoteチュンともピーピーnoteとも聞こえてこない。

そうです。頭上のツバメの巣が空っぽでした。ここ2,3日えらい大きくなったなぁ。入りきってないしcoldsweats01って思っていたら、この晴れの日を待っていたんですね。

Cimg6386Cimg6388早いですよね。成長がこの前、巣に雛発見て思ったのにもう飛びたっていきましたhappy01きっとこれかなぁ。気張れよォ。と思いながら電線を見上げてました。育つ間の掃除は、いつからか癖になり週間としてやってた分。巣立った喜びと、どこかさみしい気持ちと、複雑でした。happy02そしたら、倉庫の入り口にnoteチュンチュンnote隠しきれない幼い産毛?雛のまんまの羽が見える子たちが、4羽挨拶してくれました。可愛かったです。このタイミングだったんですね。昨日までのあのドシャ降りの間必死に飛び立つ練習して、今朝、ちょうちょが飛んでるのを見てて、飛んでみたんでしょうね。
幼いとはいえ、もう一人前。元気に育って立派なツバメになってhappy01また帰ってきてほしいですね。癒しのひと時でした。Cimg6390_2Cimg6349_3

P優花里 中園正志

2012年6月27日 (水)

仲間。チーム。同志。

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今日もすごい雨でしたねrainところで、4月から介護職員等によるたんの吸引等実施が認められました。しかし、はい。皆さんやってくださいいいですよ。て事では当然なく。講義と実技演習を経て試験に合格し、更に現場での実技、指導を受けて、ようやく特定業務従事者として従事できます。幸いなことに優花里には、指導看護師の受講も済ませ、利用者の重度化や、看取りまで私たちの行うべき仕事である。と事業所の方針をしっかり受け止めている看護師がいるおかげで、昨年講義を受講したスタッフは4月に現場での実践まで終わらせることができました。一安心です。これは社会的入院をなくしていくきっかけにもなるでしょうし、私たちの行うべき、パーソンセンタードケアの理念に沿って、最後の瞬間までその人らしくケアする。それを飾り言葉や、ただの流行り文句にせず、堂々と実践していくために必要不可欠なものでもあると思います。(ある!!と私は思い、研修の開催が少ないことに危機感すら感じています。)Cimg6359_5

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confident最近見慣れない方が、テーブル拭いていたり利用者さんの様子をうかがいに行く姿がありますが、法人内のグループホームのお二人です。この離れた花岡の優花里まで時間を見つけては駆けつけ、既定の実習を実のある形で行いたいと必死に頑張っていますshine輝いて見えます。お二人ともconfidentそして、指導看護師の田中さんもconfident去年の今頃は、別な法人でしたが、仲間なんですよね。同じ法人というチームで利用者の方に向き合っていくチームであり、パーソン・センタード・ケアをお飾りにしたくないと現場で実践する同志なんですよね。あと少しで実習もおわります。頑張ってください。うちの入居者の皆さんも七夕に色んな願いを込めようと飾り作りをしてますよ。きっと、今、頑張っているその事に繋がるおもいを願っている方もいるかもしれません。Cimg6368_2

やっぱり、写真の挿入と文字の並べ方がつかめない。

P優花里 中園正志

でした。