恵仁会の毎日ブログ♪

こんにちは

グループホームふれあいにおじゃましてきました。

台所をのぞくと利用者様との昼食作りの真っ最中でした。

「この方、93歳なんです。昨日は栗をむいて下さったので

『栗ごはん』を炊いたんですよ。」・・・

ふれあいのスタッフが教えてくださいました。

今日は赤うりとも呼ばれるモウイを使って酢の物を作るそうです。

モウイ

きゅうり3本分くらいの太さで、色は赤茶色・・・

皮をむくと、中はきゅうりのような真っ白い果肉です。

苦味も甘みもありません。クセがないので脇役かな？

でも、歯ごたえがあり、冷たく冷やした酢の物はコリコリ・・・

三杯酢がなじんで、ごはんがすすむ一品になりました

『モウイの酢の物』　　　レシピ

材料　　モウイ1本、にんじん1本、ワカメ、しょうが、白ごま、塩、三杯酢　

作り方

①       モウイ、にんじんは皮をむき、薄切りにして、塩でもむ。

②       ①に千切りしょうが、もどしたワカメを和え三杯酢で味をととのえる。

③       白ごまをふる。

先日、ご家族を招いての一階合同敬老会がありました

大勢のご参加を頂き、ホールを埋めつくすような活気ある会となりました

前半はホールにて、利用者様が日頃より練習されていた歌や太鼓を披露されたり、スタッフによる出し物など余興を楽しんでいただきました。

最後にスタッフ手作りによる利用者様の日常をスライドで見て頂きました。照れくさそうに笑みを浮かべる利用者様や、中には涙ぐまれるご家族などもみられ、感動的なものとなりました

その後、各ユニットにて、食事会です

刺身の盛りや、巻き寿し、すまし汁に煮物などなど・・・祝い膳を召し上がっていただきました。『大変美味しいです』と評判良く、特にお刺身を喜ばれる利用者様が多いでした

盛況の中、こうして無事に敬老会を終えることが出来ました

みなさま、ありがとうございました

お彼岸の頃になると彼岸花が咲き、徐々に秋の気配を感じられるようになります

長寿園の中にも彼岸花が飾られ、季節感を味わえるように職員が色々と工夫をしています。『お彼岸』といえば、そうですおはぎです

ユニットで手作りおやつとして、おはぎ作りが始まります。美味しく皆で頂きます

ある方の居室にお邪魔すると、仏壇に小さなおはぎが供えられていました。

『ここの人が、お供えしてくれたの。お父さんもよろこんだよ』と笑顔で話してくださいました。

お彼岸といえば、そのほかにお墓参りです。

初めて、今回御主人のお墓参りに出かけた方がいます。御主人が亡くなられた事をご家族が話すことができずにいました。ゆっくりと御本人に話した方がいいことを伝え、1年後御主人が亡くなったことを伝えていただきました。

園で仏壇にお参りのお手伝いを行っていましたが、御本人の意向もあり、御家族の協力を得て、今回お墓参りに行くことになりました。

涙ながらの墓参りでしたが、ご本人は、『遅くなって、ごめんな。やっと来がなった（来ることができた）。以前は、父ちゃんが来てくれていたが（面会に）、これからは、墓参りに来るからね。』とお墓に向かってお話をされたそうです。

様々なお彼岸のエピソードがありました

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ケアマネのつぶやき

今日は、朝食バイキング。

朝食会場のどんぐりホールでは午前8 時前・・・『早く行きたい』とおっしゃる利用者様の列ができていました

食べたかった、かぼちゃのスープや目玉焼きを幸せそうに召し上がる利用者様。

20種類以上のごちそうを全部食べてみたい・・・と思いながらにっこりされる利用者様。

『いつもは和食なので今日は洋食を選んでみたの』とおっしゃる利用者様。

『ちょっとおしゃれして来た・・・』とはにかむ利用者様。

静かな音楽が流れる中、普段とは違う場所、違う形式で・・・

そして選べる喜びを感じながら・・・

それぞれの思いは違うけれど、皆さん、すご～く幸せな気分になられたご様子でした。

『　かぼちゃのスーブ　』　　　レシピ

材料　4人分

かぼちゃ　1/2個　　　深ねぎ　1/3本　　油　適量　　コンソメ　2個　　

月桂樹の葉　1枚　　塩　小さじ1杯　　こしょう　　ナツメグ　各少々　　

生クリーム　1/2カップ

作り方

①     かぼちゃは種を除き皮をむき、小さく切る。

②     深ねぎも小さく切る。

③     鍋で①と②を炒め、水600ｃｃ、コンソメ、月桂樹の葉を入れてやわらかくなるまで煮る。

④     月桂樹の葉をとり、ナツメグ、塩、こしょうを加える。

⑤     半分量をミキサーにかけペースト状にする。

⑥     残り半分も⑤と同様にする。

⑦     生クリームを加え、味をととのえる。

今日は、毎月行われている実演の日。

何を作って見せて下さるのかな・・・利用者様と楽しみにしていました

入浴後、それぞれの趣味活動を行いながら楽しく過ごす時間・・・

『押し寿司』の実演がはじまりました

遠くからずーっと眺めていらっしゃる方に『近くに行きましょう。』とお誘いしてみました。

『きれいだね。近くに行ったらじゃまになるから、ここでいいよ』・・・

お料理好きな方も苦手な方も、見て楽しんでいただけたようです

『押し寿司』　　　レシピ

材料　4人分

ごはん　３合　　Ａ：酢大さじ７　　砂糖大さじ４　　塩小さじ１

Ｂ：筍４０ｇ　　にんじん４０ｇ　　干し椎茸２ｇ　

Ｃ：砂糖大さじ２　　しょうゆ大さじ２　　みりん小さじ１　　酒小さじ１

うなぎ４０ｇ　　エビ４０ｇ　　錦糸卵２０ｇ　　桜でんぶ１０ｇ　　刻みのり少々

キヌサヤ　８枚

作り方

①     炊きたてのごはんにＡの合わせ酢を混ぜて寿司飯を作る。

②     Ｂの野菜は小さめに切りＣの調味料で炊いて①に混ぜる。

③     型抜きで②を抜く。

④     ③の上に刻みのり、錦糸卵、桜でんぶ、エビ、うなぎ、キヌサヤを飾って出来上がり。

『まごころがこもっているから残さず食べるよ。』

・・・利用者様の言葉、うれしいですね

目の前で作っている調理師さんのまごころが伝わったのでしょう。

実演は大好評でした