雨が降るのは田畑にいい事ですが
この時季は外での運動や散歩などの日課が思うようにできない方も
いらっしゃるかと思います
今日はデイサービスの中で行っている「歩行」についての取り組みの紹介です
歩行に不安をお持ちのご利用者からよく
・歩きはじめの足が出ない
・足があがらずすり足になる
・歩幅が小さくなる(バランスが崩れる)
という様な声が聞かれます。
デイサービスでは歩行に関する訓練プログラムの種類が多く、同じ「下肢筋力低下」でも
ご利用者ごとの生活環境や筋力・疼痛などを評価しその方の目標に沿った内容で
訓練を行っています。
こちらの写真はフロアのトイレまでの床を映したものです
赤色のテープがお分かりでしょうか?
テープの印を意識して歩行していただけるよう訓練士が床に工夫をしたものです。
歩行に付き添う時も「もう少し大きく」と声掛けするより、ご利用者様とスタッフが
同時に確認できる目印となるので、ご利用者様へも伝わりやすいです。
「自宅のトイレに行くことが続けられる」
という目標をお持ちの方も多いのですが
トイレに行く以前に転倒があってはいけません。
そんなトイレまでの歩行に着目した取り組みです。
このテープの先には、ご利用者様の
自立できる生活の一部であるトイレがあるのです
…って 言うのは大げさですかね