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2017年1月20日 (金)

認知症についての勉強

こんにちは☆

デイサービスセンター鹿屋長寿園です☆

デイサービスセンターでは昨年に続き今年も鹿児島県認知症介護実践者研修への

参加を行っています。

今年の参加職員は生活相談員の「福留由香」さん

彼女は昨年デイサービスが鹿屋市認知症相談窓口となるために

「認知症地域推進委員」(サポートワーカー)の研修を受講し

デイサービスに「オレンジの窓」の看板を持って帰ってくれましたlovely

認知症介護実践者研修とは講義や演習で学んだ知識や技術を実際の介護現場において

繰り返し体験することにより認知症介護を遂行する能力を養い、また主体的な実践教育の

体験から援助者としての自己の感性や自己啓発の能力を高められる研修です。

すなわち、介護現場のチームの一員として認知症介護の質の向上させることが

できる実践力を身に付けることを目的としています。

今や認知症は7人に1人だとか、2025年には65歳以上の5人に1人が認知症とも見込まれています。

もちろん認知症と言っても、加齢に伴う物忘れやアルツハイマーなどの病名がつくものなど

さまざまですが、それぞれ症状が違うので対応も変わってきます。

そんな学習を進めた福留さんが、前半の講義を終え自施設(デイサービス)での

自習を始めました。

介護職員が誰もが思っている

「安心してデイサービスをご利用していただきたい」

「楽しめること興味のあることを探っていきたい」

「家に帰りたいという気持ちをどうケアすればいいのか」

などという実際の介護現場での思いに対して、実習計画を立て他スタッフと

勉強会や意見交換しながら認知症介護の質の向上を目指しています

先日の勉強会でも、たくさんの意見やアイディア・困りごとが出ました

そこで出た意見をまとめ、援助の方針を決めチームで実践しているところですpaper

認知症になるといろんなことが不安に感じることがあると言われます

今自分がここにいていいのか・・・などと感じる方もおられます。

そんな時、人なのか場所なのかご自分の落ち着く場所(人)を探しはじめる方も

いらっしゃいます

少し前にもそのような場面がありました

「誰だったかな・・・どこかな・・・」

と一人のご利用者が誰かを探しておられます。

出会う職員が「どうしました?誰か探してるとこですか?」と

優しく声かけしますが、落ち着くことはありませんでした。

そのあと、福留さんが来てくれて

「探してるの私じゃなかったですか?」と穏やかに声をかけると

「あ~!」と誰かを探し続けておられた足が止まりました。

その方が探しておられたのは福留さんではなかったとしても

不安から落ち着かない気持ちも一瞬で「ホッ」としていただける言葉を

かけられるのが福留さんだと思っています。

そんな彼女を中心にまたチームとしても認知症の方の支援に努めていきたいです☆

写真はデイサービス内勉強会の様子ですconfident

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