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2012年10月16日 (火)

大隅地区認知症セミナー2012の報告

1013日(土)の13:30から、鹿屋市にあるリナシティかのやで認知症セミナー2012が開催されました。当日は400名の方々が参加いただき盛況でした。7回目となる今回は、「平穏死のすすめ~口から食べられなくなったらどうしますか~」の著者で、世田谷区立特別養護老人ホーム芦花ホームの配置医である石飛幸三先生をお招きして、お話を伺う貴重な機会となりました。

先生は長旅の疲れも見せずに、1時間30分の講演をされました。超高齢期における胃ろうや延命について、また人間として自分の命をどのように考えるか、生きることと死は決して別々のものではないということ等、深い学びの時間となりました。先生の問いかけは、会場に来られていたお一人一人に届いたと思います。私たちが直面しているこのような課題は、簡単に改善策が見いだせるものではないかもしれませんが、こういう機会を多く持ち、「知ること、考えること」を通して、自分の考えを醸成していく必要があるのだと思います。

後半は、グループホームの利用者の方々による歌と踊りの発表があり、会場は大いに盛り上がりました。最後に、DVD紙芝居と題して、「おばあちゃん、どこに帰りたいの?」という紙芝居を上映しました。ナレーターと孫の役は笠野原小学校の生徒さんお二人に協力していただきました。ありがとうございました。

開催に向けて準備段階からご協力いただいた協議会の方々、後援や協賛いただいた団体の方々、当日の係の皆様、本当にありがとうございました。

                                                                     林田

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