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2013年3月15日 (金)

管理者研修を開催しました(その2)

3月14日、14:00-17:00の時間帯で、リナシティかのやの研修室を借り切って、法人の管理者研修を実施しました。
総勢、40名の管理者が参加しました。テーマは、昨日高津事務局長がブログアップしてくれた通りです。

現在恵仁会は、約350名のスタッフがいます。
事業数も増えて、職員同士の顔が見える関係が出来ずらい面も増えてきていると感じていました。

ある本には、組織も100名を超えると管理型ばかりでは困難になるとありました。
「情報の共有」とか、「報告・連絡・相談」とはよく聞かれる言葉です。
恵仁会では毎年このような管理者研修を行っています。以前は宿泊研修も行っていましたが、今回は夜の懇親会も含めて半日研修にしました。

内容は、KJ法を使って、法人の強みや弱みを分析して、これから進むべき道を自分たちで確認し、具体的に言葉にして共有する作業です。
初めこそ少し静かな雰囲気でしたが、そこはさすがに管理者のみなさん。泉のように意見もあふれて、盛り上がりました。
弱みが出るのか・・・と心配していましたが、そんな心配は必要ないほど出ました。
でも、このような研修で大事なことは、安心して意見が言えて、それを受け入れる環境があるということです。
6グループから様々な意見が出ました。
「組織が大きいので勉強会や研修会に参加しやすい」、
「福利厚生が安定している」、
「各事業所が何をやっているのか見えづらい」、
「会議が多い」・・・・・・。
それは実は誰もが思っていても、普段の会議ではなかなか出ない意見です。実はこのような意見にこれから私たちが進むべきヒントや改善することが含まれているのだと感じました。具体的な改善案も出ていました。
例えば、事業所間同士の職員交換研修をしよう!とか。

25年度も厳しい状況には変わりなく、2015年の介護保険制度改正、報酬改正、消費税の10%アップと状況はさらに厳しさを増すと思われます。
しかし、ピンチはチャンスです。実は昨日の強みと弱みについて職員からの意見を聞いていて、それは強みだけど弱みにもなりうるし、その弱みは強みに変えることが出来ると思うことがありました。
弱みと強みは表裏一体かもしれませんね。

次は、リーダークラスの研修会を実施したいと思います。このように、段階ごとの応じた研修も組織の形に応じて実施すれば、研修効果が上がるのかもしれません。
ちなみに昼の研修効果が出たのか、夜の部は更にヒートアップして激論が交わされていました。
参加した方からは、「楽しかった」、「またやりましょう」という声をいただきました。顔の見える関係で、議論ができる、議論の末に合意して実践できる。
そんなチームをこれからもみんな作っていきましょう。

                                                                                                                       林田

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