障害者福祉
梅雨が明け、蒸し暑い日々が続いています。
本日はヘルパー講習を受講していました。
午前の部の講習は障害者(児)福祉の制度とサービスを勉強させていただきました。障害者福祉に関する施策や法律の沿革を学びました。
講義の中で、映像資料を見て感じたことを発表する一コマがありました。
内容は、障害を持つ方がスーパーのレジで働いていて、買い物客がその働きに対する罵声や避難を浴びせている場面に第三者が遭遇した場合に、反応を見るという設定のものでした。反応としては、注意する人や何もしない人などさまざまでした。
『この場面に遭遇した場合に、あなたはどうしますか。』
と問われたときに、私は怒りの感情はこみあげてきても、その行動に注意することはできないと思いました。
なぜ、注意する人と何もしない人に分かれるのかを考えたときに、性格や価値観の違いにもよると思いますが、障害に対する認識の違いではないかと感じました。
障害とは違うのですが、長寿園入職当初、認知症の方の行動を見て衝撃を受けたことがありました。その後、認知症の知識をつけていき、症状を理解することで、認知症の方と同じ立場で接することが出来るようになりました。障害に対してもそうではないかと思います。
今日の講義で自分自信考えさせられ、微力ながらこのブログを通して皆様に情報発信させていただきました。このブログが一人でも多くの人の目に止まり、少しでも障害に対する認識を高めていただければ幸いです。
鹿屋長寿園 事務局 I
座学で学びを深めていくと幅広く学べて視野がひろがり、視点も多角化されますよね。
相変わらず真面目で勤勉で素敵ですねぇ。
障害。と言うことでブログで広く発信された事。なんらかの社会心理の変化があるように願っています。
私も専門職が認知症をニンチ。にんち。とあだ名のように表現している専門職と思ってる人達や、福祉施設の車両をいいことに利用者なしの買い物でも平気で専用駐車場に停めてる事業所。無くなるようにガンガン発信していきます。スーパーのワークですが、自立支援て介護業界の用語みたく受けてる人達もいるでしょうが、実は私達誰も生きる為に自立してないんですよね。腹が減って、作るのめんどくてスーパーの惣菜買う。誰かが作ってくれてるし、材料をつくる人達もいる。買うときにレジ打つひとも、食べて捨てたゴミを集める人も最終処分するひともいる。皆がいるから自分達は自立して生活してると勘違いしてる。みんな生活の為に作用しているんだよね。考えたらキリがないけど、考える事があってもいいですよね。
P優花里 中園正志
投稿: | 2012年7月 8日 (日) 16:52
コメントありがとうございます。
認知症をニンチと略する人がいることも本日の講義で教わりました。最近では障害児をガイジと略する風潮もあるようです。よく考えてみると『ニンチがある』という言葉をよく耳にしていました。私も正しい知識を身につけ、正しい言葉の使い方を心がけたいと思います。
日常生活を深く考えていくと矛盾がたくさんありますね。自分自身の生活を見つめ直すと自立できていない点だらけです。利用者の自立支援を考える者として、自分自身の生活の質も向上させていきたいと思います。
投稿: 長寿園 事務局 I | 2012年7月 8日 (日) 17:29
今日の講習は、制度とサービスについて学んでもらうことと、いくら制度が充実しても、それだけではその制度はうまくいかないということを感じ、考えててもらうことがねらいでした。
今日の講習が受講生の皆さんにとって、それを考えるきっかけになったのなら、目的達成です。
Iさん以外の方も同じように思ってくださっていればと願うばかりです・・・。
ただ、伝わったかどうか少し心配でしたので、Iさんが記事を読んで、ホッとしているところです。
ブログアップありがとうございました。
投稿: | 2012年7月 8日 (日) 18:50
発表前の意見交換で他の方の意見を伺った時に『周りの人に情報を伝えたい』と言っていました。きっと、受講生全員の心に響いていると思います。
また、講習の進め方も的確でわかりやすいでした。ご教授ありがとうございました。
投稿: 長寿園 事務局 I | 2012年7月 9日 (月) 07:53