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2011年12月 7日 (水)

社会福祉法人恵仁会 第1回事例発表大会のご報告

12月4日(土)に、鹿屋市のホテルさつき苑にて恵仁会の第1回事例発表大会を開催しました。

Dscf0225_2Dscf0197_2この開催の目的は、職員のスキルアップは勿論ですが、地域住民の方々に施設や在宅支援の実情を知っていただくことも重要な目的でした。当日は、サービスを利用されているご家族や地域の方々、行政の方や法人職員等、約300名がご参加いただきました。

恵仁会では、この発表会に向けて法人内での審査を実施し、1次審査で23の部門や事業所の事例が14事例に絞られ、2次審査で8つの事例に絞っての本大会発表でした。

施設系から4つ、在宅系から4つの事例が集まり、10分ずつの時間で発表しました。この発表に向けて留意した点は、①分かりやすさ、伝わりやすさを念頭に、②専門用語をあまり使わない、③良いこともそうでないことも含めてまとめるといったことです。

事例をまとめる際に、どうしても良いことだけをまとめたくなりますが、それでは本当の事例発表とは言えません。発表者の8名はかなり緊張していましたが、みな堂々と発表していました。

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今回は、8組の中から最優秀賞と理事長賞、審査員特別賞を設けて表彰しました。最優秀賞は会場に来ていただいた皆さんの投票により決定しました。

結果は次の通りです。

審査員特別賞・・・恵仁会事務局 高津愛史 『介護保険創設後10年社会福祉法人恵仁会のこれまでとこれから~恵仁会事務局の取り組みを検証する~』

理事長賞・・・居宅介護支援事業所鹿屋長寿園 田中由紀子 『私の大切な家族 愛犬ジョンと共にこの家で生きる~私の生き方を勝手に決めないで~』

最優秀賞・・・ミニデイサービス花海家 平石靖代『いい湯だな♪~A様に学んだ大切なもの』

という結果でした。

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どの取り組みも聞きごたえがあり、会場の皆さんも聞き入っていました。中でも、今回事務局の発表が賞をとったのは今後に意義あることだと感じています。事例発表と言えば、利用者との関わりが多いですが、今回、一般の方々も多い中で法人の取り組みを分かりやすく、かつ的確に伝えることができたこと、そしてそれが評価されたことは喜ばしいことだと思っています。

来年は、他の事業所の方にも参加を呼びかけて8月頃に実施したいと思います。

アンケートの中に、震えるような字で「涙が出ました。」というものがありました。これは職員にとっての最大の評価であり何よりの喜びであると思います。

ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。 林田

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