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2010年8月27日 (金)

居宅長寿園より

 まだまだ猛暑が続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか?

夏の疲れがたまりやすい時期となりthink食欲不振や脱水などになっていませんか?

美味しいものを美味しく食べるためにも、口の中の状態はとても重要です。

高齢者の支援を行う上で栄養状態の観察は特に重要視しなければなりません。

高齢者の中には口腔内に何かしらのトラブルを抱えている方も少なくありません。

 専門職である私たちが正しい知識を身につけ、安全なケアを提供するために

8月23日池田病院歯科の渕田亜沙子先生を講師に迎え、長寿園デイサービスセンターで

在宅事業所スタッフを対象に「高齢者の口腔ケア」の研修会が開催されました。

 池田志保子理事長より口腔ケアに対する知識の必要性について話があった後、

渕田先生より「高齢者の口腔ケア」の講義が始まり、口腔ケアを行う前には必ず説明をして

同意を得られてから口の中の観察をするという基本から入り

どの個所をどのように観察すればいいのか?どのようなケアを行えはいいのか?を始め

義歯の取り扱いの留意点や義歯を取り外さないことで起こるトラブル、用途に合わせて使用する

歯ブラシの説明、口腔乾燥症(ドライマウス)保湿剤の種類や活用の仕方

嚥下障害がある方の口腔ケアの注意点、残存する歯によるトラブル(歯肉炎)

嚥下体操(食前に有効)などの説明を受けました。

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 実際口腔ケアを行っている様子を動画で見ながら、その都度とても丁寧に分かりやすい表現を

用いて解説して下さいました。

 その後、口腔ケアに対する疑問や困っていること(以下)

①義歯が合わない②義歯を何年も取り外さない利用者へのアプローチの仕方③義歯洗浄

などを渕田先生に質問をすると、歯科医師としての専門的な見解からとその対象者に視点を

おいた声かけやケアの仕方など適切に応えて下さいました。

 改めて口腔ケアの必要性について学ぶことができました。

渕田先生、お忙しい中本当に有難うございました。

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