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2009年4月 9日 (木)

認知症を治す研究会in鹿児島

4月3日(土)・4日(日)にかけて、県民交流センターで、第4回認知症を治す研究会が開催されました。国際医療福祉大学大学院 竹内孝仁教授をお招きしての研究会も4回目を迎えました。会場には、新年度の多忙な時期にも関わらず、約400名の方々が参加していただき大盛況でした。

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初日は、竹内先生の認知症を治す理論を学び、2日目は5つの事業所による取組みが報告されました。竹内先生の、「水」「メシ」「クソ」「運動」を基本とした理論からは、認知症の分類も含めて現場スタッフは、実践的な学びが出来たようです。

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今回、初めて参加した方から、「目からうろこが落ちました。認知症ケアに対する考え方が変わりました」という話も伺いました。福祉を学んできた我々には、根拠に基づいた考え方に乏しい面があることは否めません。そこにズバッと食い込み、理詰めで認知症ケアについての視点を検討する事例報告からは、生の学びが出来たと思います。

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竹内先生の理論は、言葉だけではなく「人間として本当の尊厳とは何なのか」という本質を、ケアに求めているのだと思います。介護職員が力をつけることで、高齢者の生活は向上する。そのために、知識と実践を重ねて、出来ない理由を並べるのではなく実践できる体制を作ることが必要であることが再確認出来ました。

2日にわたりご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

また、2日間に渡り、ご講演、ご指導いただきました、竹内教授、本当にありがとうございました。(林田)

竹内先生に交流会で記念写真をお願いしたら、ご覧の写真が撮れましたので掲載します。

(高津)

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