第2回社会福祉法人恵仁会 事例発表大会

 826日(日)に、鹿屋の大黒ホテルで第2回社会福祉法人恵仁会 事例発表大会が開催されました。今回は、加治木町の共生ホームよかあんべ、鹿児島県宝島の小規模多機能ホームたから、鹿屋市にあるグループホームいきいき館の3事業所の参加もあり、内容の濃い大会となりました。

 この大会に向けて恵仁会では、1月より取り組みを進めてきました。一時審査、二次審査の流れを踏んで、日頃の実践を時間をかけて振り返るというプロセスを大事にしました。全事業所の発表があり、会場の皆さんの得票数で決まる最優秀賞は、高齢者等訪問給食サービスセンターの「訪問給食の役割とあり方~「おいしいねー」という言葉に支えられて~」に決定しました。給食センターのスタッフは、日曜日以外は、雨の中、風の中を毎日自宅で生活する方々にお弁当を届けています。発表の中にもあった利用者の「おいしいねー」と言う言葉が、スタッフの誇りであり原動力です。発表からは、単にお弁当の配達だけでなく、安否確認機能や利用者の心待ちにしている姿が伝わってきました。

 介護保険制度が改正になり、介護報酬は下がり、働く職員は慢性的に足りない介護現場で私たちは何を誇りに、何を目指して走り続ければよいのでしょう?先が見えない世の中で、不安を覚える介護従事者も多いでしょう。しかし、今日の発表会で語られた9人の言葉に、「日々の実践の中に真実があり、未来がある」ことを私は改めて実感しました。どの国も体験したことのない、超高齢社会への突入です。どこにもモデルもありません。でも広く見渡せば施設や在宅で懸命に利用者を支援している同じ仲間がいます。私たちを頼りにしてくださる利用者や家族がいます。それだけで介護の仕事は成立するし、その関わりの中に誇りややりがいは生みだされるものだと思います。決して一人ではありません。

 発表していただいた9名の皆さん、感動をありがとうございました。勇気がわきました。そして、今回予選で漏れた恵仁会スタッフの皆さん、すでに来年に向けた実践は始まっています。また、新たなチャレンジを始めましょう。

最優秀賞⇒「訪問給食の役割とあり方~「おいしいねー」という言葉に支えられて~」

高齢者等訪問給食サービスセンター 坂口涼子

審査員特別賞⇒「島唄が聴きたい」脳梗塞で倒れた方を通して利用者の生活を考える

共生ホームよかあんべ  尾之上宏恵・福満純子

理事長賞⇒思い出の曲「エリーゼのために」を奏でる~大切な人たちへ贈る~

居宅介護支援事業所鹿屋長寿園 新牛込久美子

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