寄り添い支える 

南日本新聞の「寄り添い支える」というコーナーに2年間で4回、記事を掲載させていただくことになりました。その初回が今回の記事です。自分の仕事を通して、このテーマに沿った内容を記事にできればと思っています。できるだけ、読んでいただく方々に分かりやすく伝わるものになるよう心がけていきたいです。今回のテーマは、私自身もとても関心の高いテーマです。高齢者の介護の仕事に関わり約20年経ちます。私が勤務した頃は、胃ろうではなく鼻から管を入れた人が多かったですが、ここ20年で胃ろうの方が60万人ほどに増加しました。

平成243月に厚労省老健局老人保健健康増進等事業として、社団法人 日本老年医学会より高齢者の摂食嚥下障害に対する人工的な水分・栄養補給法の導入をめぐる意思決定プロセスの整備とガイドラインが作成され示されました。「高齢者ケアの意思決定プロセスに関するガイドライン― 人工的水分・栄養補給の導入を中心として」の中身は大きく3つの柱から成っています。

第一部医療・介護における意思決定プロセス

第二部いのちについてどう考えるか

第三部 AHN 導入に関する意思決定プロセスにおける留意点

今後、胃ろうの導入・減量・差し控えや撤退も含んだ様々な議論が展開されていくことになりそうです。関心のある方は、インターネットで検索して確認してみてください。しかし、大事なことは記事にも書きましたが、自分の人生を自分で考え決めるという人としての基本姿勢のような気がします。胃ろうや延命の是非を主語に語り始めると、なかなか出口が見えない議論になってしまいます。ぜひ、このようなことにも関心をお持ちいただき、身近なこととして考えていただくきっかけになればと思います。

                                                                    林田貴久

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